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22/06/01
島根県雲南市(旧三刀屋町)
松本古墳群

22/05/25
島根県飯南町(旧頓原町)
比丘尼塚古墳
長者原古墳
島根県美郷町(旧大和村)
土居原古墳

22/05/18
島根県邑南町(旧石見町)
中山墳墓群

22/05/11
島根県邑南町(旧石見町)
割田古墳
島根県邑南町(旧瑞穂町)
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経緯度の位置情報をグーグルマップやスマホアプリで使う際は世界測地系を使用してください
googlemapで日本測地系をそのまま使うと位置が南東にずれるので測地系変換サイトで数値を世界測地系に変換してお使いください

#世界測地系を併記するようにしました、他記事も順次追加予定です
数値を選択して検索するとグーグルマップ当該位置が表示されます

#ブログのURL
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に直接アクセスすると画像が大量に表示されるため重くなります。
この記事のURL
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に直接アクセスすると画像が無いためその分表示が早くなります。

#リンクは自由です (個別の記事の紹介は直リンクでOKです)。

松本古墳群

島根県雲南市(旧三刀屋町)2022年4月訪問

6基、前方後方墳2、円墳2、方墳1、5号は消滅か
(見学順)
3号
 前方後方墳、TL52
 位置:35°17′46″N 132°52′45″E(日本測地系)
    35.29925343 132.87657952(世界測地系)
丘陵頂部に立地、県内最古の前方後方墳、上の駐車スペースから歩いて最初に出会うのがこれ


高まりは残るが方形の様子は大分崩れる


南東側に前方部


低い前方部はよく残っているんだが、以前はこれが認識されず方墳と思われていたとか


反対側から見た前方部


後方部から前方部、山道が通っていたのか主軸に沿って窪んでいる


前方部端から後方部、形状がわかりにくい


前方部中間辺りから後方部


墳丘図(説明板より)、正確な分布図があるのが助かる


1号
 TL50
1号下方に2号が見えています


後方部、何となく復元っぽく見えるけど元の状態でしょうね


後方部横から前方部


後方部横から3号


後方部から前方部


前方部から後方部


前方部隅から後方部


前方部端、手前に謎の石組み、頂部にも巨石、説明板にはこれらは全く書かれていない


箱式石棺のようには見えます、ここにあったのか移築なのか


蓋石にしては割りと雑な割り方、身の部分も違和感を感じる


墳丘図(説明板より)、1号と3号の主軸が大きくズレている


4号
 方墳
1号前方部角の先に小さな墳丘


方墳だそうです、少し窪んでいるか


2号
 円墳、R15,H3
 位置:35°17′42″N 132°52′47″E(日本測地系)
    35.29814249 132.87713505(世界測地系)
更に下、広い平坦面に2号


巨樹が生えるが墳丘はよく残る


上部が広く平坦ないかにも中期の墳丘


北側に周溝が残る


6号
 円墳
分布図があるので探してみました、正確な分布図じゃないと分かりづらかったでしょう


かなりの急斜面に立地、明らかに他とは違う立地


大きく盗掘、石材は全く見られず


(見学記)
三刀屋町給下、丘陵上にある前方後方墳2を含む6基からなる古墳群です。丘陵頂部にあるのが3号、全長52mの前方後方墳でこの地方最古の前方後方墳だそうです。前方部は低くあまり目立たないので以前は方墳だと思われていたそうです。当時は藪だったかもしれないけどはっきりした前方部が残っています。すぐ南側低い位置にあるのが1号(しかしここの番号バラバラ)で全長50mの前方後方墳です。形がいいから復元しているかもしれない。前方部端に巨石があるが古墳関連とは思えないような石材、更に箱式石棺もあるが側の説明板には何も書かれていません。前方部角先に4号がありますが小さいけど方墳だそうです。更に下っていった広い平坦面に2号がありこれは径15m高さ3mの円墳です。周りを浅い周溝が巡っています。3号北東の斜面に6号、これも小さな墳丘で頂部がざっくり掘られ石材は全く見当たりません。急傾斜の場所、立地からして後期の古墳かもしれません。北側にある三屋神社辺りに案内表示があり細い道を登っていくと頂部に広い駐車スペースがあります。南側の簡易郵便局辺りにも案内板がありそちらにもお寺の駐車場がありますが2号までは少し歩く必要がある。

比丘尼塚古墳

島根県飯南町(旧頓原町)2022年4月訪問

横穴式石室
 位置:35°05′53″N 132°42′35″E(日本測地系)
    35.10122146 132.70715975(世界測地系)
県道脇に説明板、ここから入っていく


すっかり笹原状態ですが墳丘部分が僅かに盛り上がっている


南側に開口、少し掃除しました


石室は多少埋まっているが奥壁まで見えている


少し入ってストロボ撮影


更に入ってストロボ無し撮影


将棋の駒のような格好いい奥壁、加工じゃなく多分このようなのを選んだんだろうな


奥から外、無袖でしょうか


〃ストロボ無し



(見学記)
飯南町八神、国道184号沿いにある古墳です。説明板が立っているのでわかりますがこれがないとまず気が付きません。墳丘は熊笹に覆われていますが少し高くなっているのがわかります。南西側に開口、入り口辺りが少し破壊されていますが無袖式の石室良好、全長5,6m程度でしょうか。初めて見た印象はなんでこんな場所に、が正直なところでした。谷中で何もない場所なんですよ。地図を見ると下流側に谷中平野があり説明板にも高田遺跡があると書かれているからそれ関連でしょうか。それでもやはりなんでここ、ですね。東側に駐車スペースあり。

長者原古墳

島根県飯南町(旧頓原町)2022年4月訪問

方墳、L18、7C
 位置:35°00′18″N 132°43′00″E(日本測地系)
    35.00817783 132.71410704(世界測地系)
県道脇に大きな墳丘


2段築成の方墳、前面は少し削られているんでしょうか


見どころが少ないから色んな角度から


墳頂に石材露出、7Cだから横穴石室でしょうか、奥壁かな


背後に窪みがあるがこの方向に石室があったのか



(見学記)
飯南町下赤名、県道166号沿いに大きな墳丘が裸の状態で見えています。一辺18mの方墳で二段築成なのがわかります。7Cの古墳だそうでならば横穴石室でしょうがその様子は全くありません。墳頂に盗掘らしき溝があり石が1個露出していますがこれが石室材かどうかはわかりません。周りに小円墳があるそうだが全く分からず。町史跡。

土居原古墳

島根県美郷町(旧大和村)2022年4月訪問

横穴式石室
 位置:34°57′07″N 132°38′26″E(日本測地系)
    34.95512815 132.63800596(世界測地系)
畑の中に石室完全露出、耕されているので中に入るのは遠慮


正面から


内部は完全に埋没


斜め前から


天井石は3枚残存、分厚い板状に加工されている


背後から、広い谷中平野の中、北端のやや高い場所に立地している


奥壁は1枚のようだが薄い、内部から見たら1枚石の巨石に見えるんだろうな


斜め後方から、畦道を通ってグルっと一周


最初に見つけたのがこれ、もう完全に石室だと思った、どうも1個の岩塊のようです


(見学記)
美郷町都賀西、江の川がつくった谷中平野に位置する古墳です、大和小学校北方300m辺り、南側の水田より一段高くなっています。畑の中に石室が完全露出、内部埋没、3枚の天井石は水平のまま残っています。最初下の水田に大きな岩塊がありてっきりこれかと思いましたが違っていた、場所を間違えたかと思ってしまった(汗)。ここに駐車スペースあり。
同じ町内に才ノ上古墳があり行ってみましたが丘陵頂部で山道も消えているようでさっさと諦めました。おかげで県道55号の九十九折の細い道を3度も通る羽目に(汗)。幸い対向車に一度も会わなかったけどね。迂回路が出来ているようであまり通る車も無いのかもしれない。
いいこともありました、珍しい在来タンポポのクシバタンポポを見つけました、こんな機会でもなければまず見かけることはなかったでしょう。
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